クローン病になったときの治療は、主に内科的治療です。
「メサラジン」「副腎皮質ステロイド」などの薬を用いた治療や、静脈にカテーテルという管を挿入して、血液を体外へ出して、炎症に関わっている白血球の成分を除去してから、再び血液を体内に戻す「血球成分除去療法」などを行います。
また、治療薬として、2010年6月から「抗TNF―α抗体製剤」も使用可能になりました。
このような内科的治療だけでは、クローン病の症状が改善しないときは、手術を行ことも検討されます。
手術をするような症状としては、狭窄を起こした腸を含めてできるだけ狭い範囲で切除をしたり、腸を広げたりします。
クローン病は、頻繁に再発することが多く、手術をしても手術後5年以で30%くらいに再び手術が必要な状態になります。
ですから、定期的に検査をすることをおすすめします。
また、食生活や生活習慣の改善することも症状改善につながります。
腸へ大きく負担をかけるような食事は避けることが大切です。
ストレスや睡眠不足も症状をひどくしてしまう可能性もあるので、注意しなければなりません。